ホーム  >  新着情報  >  奈良市 仲川市長に対して審査請求書を提出

新着情報

新着情報

2017.10.05

奈良市 仲川市長に対して審査請求書を提出


奈良公園の環境を守る会 弁護団は10月5日、奈良市役所にて仲川市長に対し、奈良県に出した高畑町裁判官官舎跡地のリゾートホテル開発許可処分の取り消しを求める審査請求を行いました。

奈良公園の環境を守る会および高畑町住民有志の会は、奈良県が計画している名勝・奈良公園内の県有地(高畑町裁判官官舎跡地)におけるリゾートホテル建設計画に反対するため、今年7月弁護団を結成し法的な対応をはじめています。先月9月には、文化庁宮田長官に対し当該地の現状変更許可処分の取り消しを求めて審査請求を行っています。

 

今回行った仲川市長への審査請求に関して、審査請求の趣旨をご確認ください。本来、古都・奈良の景観や文化を守るべき立場にある奈良市が、なぜ奈良県に対しホテル開発に係わる許可処分をくだしたのでしょうか。今回の奈良市仲川市長に対する審査請求を行うことで、この問題に関して、現在奈良で起きている状況を1人でも多くのかたに知ってもらいたい、と考えています。

 

審査請求の趣旨

奈良県知事が平成29年6月12日付で行った後記歴史的風土特別保存地区内の行為の許可申請に対し、奈良市長が古都における歴史的風土の保存に関する特例措置法第8条1項の規定により平成29年7月7日付で行った許可処分を取り消す。との裁決を求めます。
 

1. 行為地:奈良市高畑町1184番1
2. 行為の目的:
(1) 便益施設(宿泊施設及び飲食施設)の新築
(2) 工作物の新設(塀・門家)
(3) 土地形質の変更
(4) 木材の伐採

 

審査請求書 全文を読む »

 

一覧へ戻る


このページのトップへ