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新着情報

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2017.09.21

奈良公園内ホテル建設予定地に係わる「埋蔵文化財調査」、「鳥類・植物・樹木に関する調査」の結果報告書を入手


調査報告書
この度、奈良県議会議員経由で、これまで奈良県が一切情報開示してこなかったホテル建設予定地の「橿原考古学研究所による埋蔵文化財発掘調査の報告書」および「鳥類・植物・樹木に関する調査報告書」を入手しました。報告書によると、埋蔵文化財として室町時代の遺構が多数確認されており、時代的にきわめて重要な遺構の全容解明が期待されており、更なる調査が必要、との結論が明記されています。また、野鳥や植物などレッドデータブックで重要種と認定されている個体も報告されており、埋蔵文化財保護および自然環境の観点からもホテル建設計画を中止させる活動に注力していく予定です。

調査報告書の全文をご覧ください。特に、橿原考古学研究所が行った埋蔵文化財の調査報告は、古都・奈良における文化財保護の観点から非常に重要な真実です。なぜ、このような調査報告が一般公開されることなく、リゾートホテル建設計画だけが進んでいるのか。奈良県の対応に強い不信感を感じざるを得ません。

 

奈良県遺跡調査概報(2016.2.29 県立橿原考古学研究所発行) »

 

鳥類・植物・樹木に関する調査報告書(奈良県資料) »

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