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2017.06.21

6月16日、文化庁長官は奈良県による名勝・奈良公園に係る現状変更申請を、条件付きで許可しました。


文化庁からのメール

昨日、文化庁担当官より当会へ現状変更の許可に関する連絡がありました。

以下、文化庁からのメールより抜粋:

奈良県からの名勝なら公園に係る現状変更許可申請について、文化審議会文化財部科会において審議の結果、許可相当とする答申が行われ、当該答申に基づき、平成29年6月16日付けで文化庁長官が許可を行いました。

ただし、事業を実施するにあたり、以下の条件を付した上での許可となりました。

当該敷地については、宿泊施設及び飲食施設を含め、所有者である奈良県が一体的に適切な管理を行うこと。
掘削を伴う工事に際しては、奈良県教育委員会職員(埋蔵文化財担当)の立会いを求めること。
上記の結果、重要な遺構などが検出された場合は、設計変更等により、その保存を図ること。
現状変更の実施経過について、継続的に文化審議会文化財分科会第三専門調査会名勝委員会に報告し、指導を受けること。

また、奈良県に対しては事業の趣旨や概要を地元にきちんと説明し理解を得ながら進めること。

当会としましては、国の名勝・奈良公園内におけるホテル建設がもたらす、公共の公園に一部の富裕層のみが使用を許される環境を作らせないため、今後も反対署名活動を行っていきます。

 

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