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2017.03.15
奈良公園内の県有地に位置する
日本庭園「吉城園」付近でも
高級ホテル建設計画が進められています!
日本庭園「吉城園」付近でも
高級ホテル建設計画が進められています!
3月14日、奈良県は奈良公園内の県有地、吉城園周辺地区の保存管理・活用事業を請け負う民間業者として、森トラスト株式会社に優先交渉権を与えたと発表しました。
奈良県が作成した本計画の募集要項によれば、開発は“超高級ホテル建設”ありきで進められており、公共性を優先すべき名勝「奈良公園」内において一部の富裕層のみが利用する空間が生まれてしまうことになります。新聞各社によると、優先交渉権を獲得した森トラスト株式会社は、外資系高級ホテルの誘致に実績があり、今回も外資系高級ホテルが建設される可能性が高いという。
● 奈良県によるプレスリリース
● メディア各社の掲載記事(毎日新聞ウェブ版 / 日本経済新聞ウェブ版 )
当会が声を上げ反対している、同じく奈良公園内の高畑町「裁判官官舎」跡地における高級ホテル開発と酷似しており、奈良県の開発に拍車がかかる可能性がある。
奈良県が発表している開発の募集要項によると、「奈良には宿泊施設がなく、奈良公園の価値を十分に活用されていない」と記載されている。しかしながら、日本政策投資銀行関西支局による関西4都市宿泊施設需給状況では、奈良市の宿泊施設は不足しているのではなく、「余る」と報告されています。
(調査研究レポート 全文PDFはこちら>>>)日本政策投資銀行ホームページより
開発計画に「NO(ノー)!」と言い続けることが大切です。更なる拡散をおねがいします!